米民間企業、オービタル・サイエンシズが開発したアンタレスロケットの1号機の打ち上げがアメリカ東部夏時間4月17日17時00分(日本時間4月18日6:00)に予定されています。打ち上げの様子はNASAからネット配信(音が出ます)されます。 オービタル・サイエンシズと日本企業との関わりについては2009年10月に宇宙ステーション補給機(HTV:こうのとり)で用いられる宇宙貨物輸送機用近傍接近システムをオービタル・サイエンシズから受注したことが明らかになっています。受注総額は9機分で約66億円(6600万ドル)です。 アンタレスロケットアンタレスロケットはNASAの商業軌道輸送サービスでISSへ物資を送り込む『シグナス』という無人宇宙補給機を打ち上げるロケットとして開発しています。ロケットは既存のコンポーネントを活用することで低コストで信頼性の高いシステムを構築する方針で開発が進められています。