宇宙輸送業務を行っているアメリカの民間企業は、自社が開発したファルコン9ロケットについて、ロケットの各ステージをすべて回収し再利用する次世代型ファルコン9のコンセプトイメージを公開しました。 今回はじめて公開されたコンセプトでは、アルミニウムハニカムを有する炭素繊維から作られた4本の足が備え付けられています。これは第一弾が切り離され再び発射場に帰還するという再利用を目的としており、垂直着陸する際に展開されます。 再利用型ファルコン9 コンセプト 着陸脚 再利用型ファルコン9は1段目、2段目などすべてのステージを回収し再利用することを目標としており、これが実現できれば打ち上げコストを大幅に抑えることができると主張しています。 スペースXのCEO、イーロン・マスク氏によると再利用型ファルコン9の構想について旅客機を挙げて説明しています。例えばボーイング747型機であればわずか数千ドルで大西洋、