行政書士というとマンガ『カバチタレ!』などのイメージで、弁護士とか司法書士の仲間かな? と感じられる方もいると思う。 そんな行政書士の年収の実態について明らかにされたデータがちょっとしゃれにならないものだったので紹介しておく。1994年5月に実施された日本行政書士会連合会のアンケートによれば、 年商100万円以下 40.4% 年商101~300万円 22.4% 年商301~500万円 11.7% だった。注意しなければならないのは、これは年商だから、そこから事務所家賃、水道光熱費、通信費、交通費、事務機リース代、印紙代なんかが引かれてくることになる。なので、年商300万円という数字は所得ゼロを意味する。 これは、今から19年前の数字だから、最近はもう少し上がってるのかと思ってみると、2008年4月に同じく日本行政書士会連合会の行った行政書士実態調査によれば、年商500万円未満が75.9%