世界各地で大規模なサイバー攻撃による被害が広がっている中、日本でも病院などで被害が2件確認されたことがわかりました。 警察庁によりますと、被害を受けたのは総合病院と個人のパソコンで、入院患者や救急搬送などへの影響や金銭の被害はいずれもなかったということです。 このうち、病院は少なくとも1台が感染し、個人は私用の1台のパソコンでマイクロソフト社の基本ソフト「ウィンドウズ7」を使っていたということです。警察庁は被害があった都道府県などについては明らかにしていません。 いずれもパソコンのデータを勝手に暗号化して利用できなくしたうえで、解除するための金銭を要求する「身代金要求型」と呼ばれるウイルスに感染し、仮想通貨「ビットコイン」で300ドル分の支払いを要求する画面が表示されたということです。 感染の経路はわかっていないということで、警察庁は多くの官公庁や企業で業務が始まる15日以降、国内でほかに
米Microsoftの旧バージョンのWindows脆弱性を悪用する「ランサムウェア攻撃」が5月12日、主に欧州やアジアの約100カ国で発生し、英国の国営医療機関が機能停止するなどの被害が出た。 セキュリティソフトベンダーのAvastによると、攻撃に使われたのは、米国家安全保障局(NSA)のハッキングツール流出にかかわったとされる集団「Shadow Brokers」が流出させた「WannaCry」とも呼ばれるランサムウェア、「WanaCrypt0r 2.0」という。 ランサムウェアとは、メール内のURLをクリックするなどして感染すると、PC内のデータが開けなくなり、解決のための“身代金”を支払うよう要求するというものだ。 Microsoftは3月に既にこの攻撃に使われる脆弱性に対処しているが、同日中に、既にサポート期間が終了している「Windows XP」「Windows 8」「Window
リニア中央新幹線の建設残土処分候補地の一つ、岐阜県御嵩町の山林に、希少植物のハナノキやシデコブシが群生していることが分かった。保護を求める町の生物環境アドバイザーがJR東海に問い合わせたところ、町は「ルール違反」だとして注意し、退職届に署名するよう求めた。 現地は、同町美佐野のリニアのトンネル出口予定地近くにある山林(約90万平方メートル)。町有地と民地が混在し、かつてゴルフ場が計画されていた。町は県を通じ残土処分の候補地に挙げ、JRが調査している。工業団地にする構想もあり、地元には埋め立てを歓迎する意見もある。 現地には、住民の調査で希少種のハナノキの成木80本、稚樹400本以上が見つかった。希少植物のミカワバイケイソウ、シデコブシの自生や、希少鳥類のサシバの営巣やミゾゴイが目撃されている。 処分地に正式決定しておらず、JRは環境保全措置を公表していない。だが保護関係者によると、最低限の
大手銀行の「三菱東京UFJ銀行」が、来年春にも、銀行の名称から「東京」をなくし、「三菱UFJ銀行」に変更する方向で調整していることがわかりました。 しかし、銀行を傘下に置く持ち株会社の名称は「三菱UFJフィナンシャル・グループ」と、「東京」の文字が入っておらず、企業や個人などの取引先からは「紛らわしい」とか「銀行の名前が長すぎる」という指摘も出ていました。 こうしたことから、関係者によりますと、「三菱東京UFJ銀行」は、来年春にも名称から「東京」をなくして、「三菱UFJ銀行」に変更する方向で調整していることがわかりました。 旧東京銀行は、かつて日本で唯一の外国為替銀行として国際的に知られていましたが、合併から20年余りを経て「東京」という名前が消えることになります。
【ソウル時事】韓国軍や日本政府によると、北朝鮮は14日午前5時28分、北西部の平安北道・亀城から弾道ミサイル1発を発射した。 記者会見した菅義偉官房長官によると、ミサイルは30分間飛行し、日本海に落下したとみられる。落下地点は、日本の排他的経済水域(EEZ)外と推定される。韓国軍は、弾道ミサイルは約700キロ飛行したと明らかにした。 韓国で革新系「共に民主党」の文在寅大統領が10日に就任後、北朝鮮の弾道ミサイル発射は初めて。米韓両軍はミサイルの種類などの分析を進めている。 安倍晋三首相は14日朝、記者団に対し、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「断じて容認できない。強く抗議する」と非難。「米国や韓国と連携しながら高度な警戒態勢を維持し、国民の安全確保に万全を期していく。北朝鮮に対し毅然(きぜん)として対応する」と述べた。日本政府は北朝鮮側に厳重に抗議するとともに、首相官邸で国家安全保障
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