全国各地でクマの出没が多発している、とのニュースが流れています。僕の住む北海道でも先日、道東斜里町の市街地に白昼ヒグマが3頭出現し、うち2頭が射殺されたとの報道がありました。本州四国に広く生息しているツキノワグマについても同様のニュースが聞かれます。 山林の奥に生息していたはずのクマが人里に現れ、住民被害を避けるためとは言え駆除される――毎年秋になると聞かれることですが、心が痛みます。特に今年はクマの餌となるドングリ類が凶作で、餌不足に悩まされたクマが人里に下りて来るのでは、と懸念されていることもあり、なんとかしてクマを救いたい、できるなら餌を届けてあげたいとお考えの方は多いと思います。 でも、ちょっと待ってください。飢えたクマに餌を届けることが、本当にクマのためになるのでしょうか? 本エントリでは、クマにドングリ等の餌を届ける活動と、人間と野生生物、ひいては人間と自然との関わり方について
『いつ死ぬかわからないからこそ、未来を想像するより、今の娘を写し、過去の厚みをしっかり増していこうと思って』 本日の朝日新聞東京欄よりコメントを抜粋しました。 私の柔術の師匠 石川祐樹先生が写真の個展を開きます。 3歳になる目鼻立ちの美しい先生のお嬢さんは、心臓に重い病気を抱え、3度の大手術を乗り越えてきました。 3年間、上述の思いで大切に撮ってきた写真は、家族写真の域を超え、高い芸術性と愛娘への温かい気持ちが映し出され、新聞で紹介されるほどの個展に結びつきました。 興味のあるかたは是非、足を運ばれて下さい。 個展開催中、石川先生は会場にいらっしゃるそうです。 石川先生のブログ http://yukiishikawaphoto.com/blog/ http://www.nepenthes.co.jp/yuki_ishikawa/up_date/column.html 写真展 蝶々の心臓 期
第164回 「誰かが自分より得・楽してるっぽい」問題。の巻 16日の「反貧困世直し大集会」にて、松本哉さんと対談。 山口二郎氏の『ポピュリズムへの反撃 現代民主主義復活の条件』を読んだ。 きっかけは、先週シンポジウムで訪れた名古屋で、忘れがたい体験をしたからである。 シンポジウムのテーマは主に介護や高齢者の貧困など。司会は田原総一朗氏で、民主党議員なども参加した。私自身は、「若者よりお金があっていい思いをしている高齢者」的なイメージがある一方で、日本でもっとも貧困率が高いのは60歳以上で20〜22%であること(全世代の貧困率は15.7%)や、日本でもっとも多いのは「一人世帯」で、その中には単身高齢者も多いこと(05年の国勢調査より。一人世帯は29.5%を占める)、「夫婦と子どもがいる世帯」(人数問わず)は29.9%だが、今回の国勢調査で一人世帯と数字が逆転するのではないかと言われていること
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