ブックマーク / socius-lover.hatenablog.com (220)

  • 麺喰らう(その 923)白丸元味 with 博多一口餃子ハーフ in 一風堂 - 今日も 来て しまった

    博多ラーメンというと、白濁した濃厚豚骨スープに、時にバリカタの細ストレート麺が泳ぎ、紅生姜、高菜、キクラゲなど他地域とは一線を画したトッピングが彩る。 ふと思い出すと脳裏を離れず、いざべようと思うと通勤動線に店が少ない。同じ豚骨でも、横浜家系に比べると間口が狭いのかもしれない。それでも、べたいのだ。 新宿の博多天神は無料トッピングが豊富だけど、ちょっと寄り道が過ぎる。風龍は最近見かけないし、一蘭は気軽にべるにはお高くなってるし。悩んだすえに一風堂。 福岡出身の友人に言わせれば、地元の人間は行かないらしい。もっと普段使いの店があるだろうけど都内では選択肢が少ない。観光客向けだろうと背に腹はかえられぬ。 幸いに行列がのびる前に入店。オーソドックスな白丸元味に、せっかくなので一口餃子もつけちゃう。無料辛もやしをつまみ、ルイボス茶を飲むと気分が上がってくる。 女性客も多いあたりが博多天神との

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  • 麺喰らう(その 908)冷やしたぬきそば in めとろ庵 - 今日も 来て しまった

    冷やしそばの汁は3種に大分類されるという独自研究。ゴクゴク飲めるダシ系、濃いめ・塩っぱめのツユ系、酸味がきいた冷やし中華系。みんなちがって、みんないい。 コロナ禍の影響もあり、わが愛する町そば屋の数々が、世代交代がかなわずノレンを下ろす昨今。個性派の冷やし汁も少なくなったのが寂しいけど、日はめとろ庵。 チェーン店によっては通年冷やしを出してくれますが、初物のべ頃は暦のうえの初夏あたり。3月に箱根そばで今年の冷やし始めをべたけど、やはり少し早かった。 https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2023/03/25/000000 さて、めとろ庵の冷やしそば。かき揚げ、たぬき、きつねとありますが、珍しくかき揚げが10円安い。よくみると、たぬき、きつねは錦糸卵が添えられていますね。 しばし悩んで、一番好きな冷やしたぬきを選ぶ。ツユでふやけた揚げ玉をサ

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  • 麺喰らう(その 897)カレーうどんセット - 今日も 来て しまった

    カレーうどんというと、すうどんにカレーソースがかけられたものと、カレーソースがツユ全体になじんだものに大別される。前者はべるうちに後者に近づくけどね。 こちらは、ランチタイムのアジアンダイニング。日替わりのナンカレーが主力ながらも、ベトナムのフォー、タイのトムヤムクンやガパオライスなど手広く扱っている。 そんななかで異彩を放っているのがカレーうどん。いわゆる格派インドカレーを、うどんでべてしまおうという意欲的なひと品です。ライス付というのが泣かせる。 まずは先付けのサラダを喰みつつ、ラッシーをひと口。定番の組み合わせに、舌も胃もインドカレーの準備を始めているのに、やってくるのはうどんというのが違和感。 どうやらツユ全体にカレーがなじむタイプですね。まずはレンゲでひと口飲めば最初は甘くてあとで辛い、いかにもインドカレーな味わい。ダシは謎だけどクセがない。 うどんをすする前に紙エプロンを

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  • 麺喰らう(その 887)ぶっかけうどん(冷・小) - 今日も 来て しまった

    小腹がすく。この場合の小腹(こばら)はお腹に関するちょっとしたことに使う表現らしい。中腹(ちゅくふく)は山の中頃だし、大腹(おおっぱら)は太っ腹である。 大中小で、これだけ意味が違うのは興味深い。どれも絶妙に使いそうで使わない単語だけど比較的「小腹」を使うかな。少し何かお腹に入れておきたい、そんな朝です。 朝定や丼は重いし、パン気分でもない。そんなときは、麺類ですね。脳内地図を検索して、関東風のツユがおいしいそばか、ダシと喉越しがおいしいうどんに絞る。 地下鉄から地上に出たところで、信号が青ならば横断歩道を渡ってそば、赤ならば角を曲がってうどん。そう心に決めた結果がうどんです。少し暑いので、冷やしかな。 小腹満たしなので小を選ぶ。「生姜、天かす入れますか」の確認には小腹満たしなのに「ハイ」と返事。サービスの天かすを断れるわけがあろうか、いやない(反語)。 するとものの40秒もかからずにう

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  • 麺喰らう(その 876)チャーシュー麺 - 今日も 来て しまった

    市場めしはおいしい。あまりべたことはないのだけど、目利きの卸売人たちがお腹を満たすのだから、おいしくないわけがない。築地に美が集まるのもそうだろう。 漁師めし、農家めしと並び、憧れもこめてべたい。で、こちらは内陸の卸売市場に併設された外部の人もOKという堂。青果メインの市場だけど、なんにしよう。 まあ、何を選ぼうと、事事情の偏差値が高いだろうから、まず間違いないだろう。一期一会の可能性もあるし、ここは悔いが残らぬようチャーシュー麺にしようかな。 初めて入る店なので緊張とともに扉をあける。お客さんは三、四人といったところ。シェフ自らの会計で、税込990円を支払う。ほぼ千円ですから、期待値が上がる。 レジ脇にあるセルフの給水機は、ほうじ茶やウーロン茶も出てくるので、コールドウーロン茶を選び、窓際の席で出来を待つ。キッチンから聴こえる金属音が心地よい。 調度品は新しくはないけど清潔で、

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  • 定食春秋(その 535)マグロとスミイカの紅白丼定食 - 今日も 来て しまった

    世界のイカの漁獲量の3分の1を日人がべるという。飽の現代、好物はイカです!という人も少ない気がするけど、わが国の文化を語るにイカは欠かせない。 回遊するイカを追いかけて漁師たちが港町を転々とするから、遠く離れた土地なのに似たような風習が根づくという。同心円でも、東西でもない文化の分布は珍しい。 俗にイカ文化とも呼ばれるこの現象、大学のころ民俗学の教授が唱えていたので、あながち荒唐無稽でもないだろう。でも、私は無知なのか、イカをあまりしらない。 すぐに思い浮かぶのはスルメイカ。お次は富山でよく獲れるホタルイカ。あとは頭をひねって絞り出す…たしか、紋甲イカって回転寿司でみたことがある気がするな。 で、日の紅白丼はマグロとスミイカ。不勉強だったけど、すぐにスミを吐くからスミイカらしく、関西ではコウイカと呼ぶとか。紋甲イカはコウイカの一種らしい。 なるほど。いちどべたくらいでは覚えきれ

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  • 麺喰らう(その 857)桜海老のミニかき揚げ天とドデカ肉団子天そば in 箱根そば - 今日も 来て しまった

    箱根そばの季節商品は、長〜い商品名である。おそらく当ブログの最長ではなかろうか。とはいえ、名は体を示すとの言葉どおり、この名づけには無駄も無理もない。 桜の名を戴く桜海老はいかにも春らしい材で、みかけるとついついべたくなる。券を提出して一刹那待つと呼び出しがかかる。店内は私含めオジサンだらけだね。 ミニかき揚げと言いつつ、それは直径だけの話で、厚さ4センチはありますね。どこにかぶりつくか逡巡するものの、ツユを吸う前に慌てて丸ごと持ち上げてガブリ。 朝早いからまだカリカリと香ばしく、玉ねぎの甘みが楽しめる。ふた口めでようやく中央の桜海老にたどり着くと、なんともいえぬ海老の香りが鼻腔を満たしてくれる。 しばらくかき揚げのサクサクを楽しんだのち、ツユに漬け込み再会を誓う。天ぷらをかき分けてそばをすすれば、安定の箱そばクオリティ、サッパリ系のツユがいいね。 さて、肉団子。我ながら例えがニッチ

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  • 麺喰らう(その 850)かけそば with 卵かけごはん in めとろ庵 - 今日も 来て しまった

    物価の優等生、卵の価格が高いらしい。などというと他人ごとだけど、家の卵パックは家人が買うので、こちらは牛丼店やそば屋でのトッピング単価が判断材料である。 幸いに私の通う店ではまだ値上げにはなっていないけど、燃料費高騰、円安、鳥インフルなどマクロ経済は動いているらしいので、すぐにでも跳ね返ってくるだろうか。 卵は、節子に滋養をつけさせる例えに使われるくらい、栄養価に優れ、生でよし、茹でてよし、焼いてよしの万能選手です。正直、卵ともやしは値上げしていいと思う。 で、めとろ庵の朝メニューから卵かけごはんセットを選ぶ。別皿でくるので月見そばにすることも可能だけど、ツユに溶け出すことを思えば、卵かけごはん一択です。 卵に醤油をひと回し、箸でざっとかき混ぜてごはんにかける。丹念にかき混ぜると黄身も白身も均質になるので、適当なのが好みです。まずは、そばツユをゴクリ。 お腹が温まり胃のエンジンがかかったと

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  • 麺喰らう(その 845)春菊天そば - 今日も 来て しまった

    タクシー運転手が通う店は間違いなくおいしいという。味はもちろん、お値打ち感や利便性などが口コミで伝わるのだから、そうなのだろう。街道沿いの店が該当する。 その類いで、工事現場のひとに人気の店はコスパに優れていると思う。色々な現場を渡り歩く彼らのへの嗅覚は鋭く、口コミも相まって、社のごとく人集りになる。 で、立ちいそば店。朝から挨拶を交わしつつ、次から次へと客が押し寄せている。これから体を使う彼らは、揚げ物やご飯セットを注文しており、何やら頼もしい。 速達性、カロリー、塩分、満腹度、何よりおいしく、暖気までとれる。人気の理由は考えるまでもないな。さて、肩身狭くカウンターで待ち、春菊天そばを受け取る。 凛と筋の通った立派な姿揚げは、スネオヘアーのごとく。先っぽの葉の部分をツユに浸してガブリといく。サクサクなのは刹那で、かじるごとにほろ苦さが口に広がる。 安定の濃いめのツユは天つゆよりもイ

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  • 麺喰らう(その 815)醤油ラーメン - 今日も 来て しまった

    寒い日は温かい汁物が嬉しい。まして、寒い地域の名物ならば、体を温めるノウハウが詰め込まれていて、文句なしにおいしい。そこで、アツアツのラーメン。 札幌みそラーメンが売りのこちら、店前の看板の人気メニューによれば「1番辛みそ、2番みそ、3番チャーハン」とか。どれもおいしそうだとノレンをくぐる。 券売機とニラメッコすれば、新作だろうか「半チャーハン、半餃子セット」を発見。ひどく心揺さぶられたけど、初心通りに汁物にしよう。あえての醤油かな。 札幌はみそラーメンが有名だけど、北海道はだだっ広いので、旭川の醤油、函館の塩などご当地ラーメンも多い。ただしこちらのは「札幌風醤油」です。 やってきたのは茶色いひと品。いわゆる東京の中華そばと異なり、ナルトや海苔などはなく、渋めの色遣いです。油がたっぷり浮いており、アツアツの予感。 匙でひと口飲めば、結構な熱さで、一気に胃が燃えてくる。麺をすすれば、これまた

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  • 定食春秋(その 502)奈良のトロロ御膳 - 今日も 来て しまった

    黒板メニューに見慣れない「奈良のトロロ」の文字。トトロは所沢だし空目ではなさそうだ。奈良の事は柿と茶飯しか知らないけど、トロロ、有名なのか。 調べると、奈良県のホームページに「大和いも」のコーナーが。大和国は間違いなく奈良県だし、名産なのだろう、不勉強を恥じつつ、到着を待つ。 https://www.pref.nara.jp/8040.htm やってきた御膳には、ピンク色が鮮やかなトロロ。どうせ変色するのなら、あらかじめ着色しちゃえという精神だろうか。箸でつつくと、かなりもっちり。 醤油をひとたらしして混ぜるも、箸に抗う粘りっけ。とりあえず他のオカズでごはんをべて、シメでトロロごはんにしようかな。まずは天然物という鮭を。 身がしまり、こちらも箸を受けつけない堅牢さ。グイグイと身を割って頬張るとクセのない鮭の旨みと適度な塩っ気はオカズヂカラ抜群で、ごはんがおいしい。 やはり鮭は日人のソ

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  • 麺喰らう(その 799)ざるそば with 鴨団子汁 - 今日も 来て しまった

    鴨は渡り鳥で、冬にシベリアから日にやってくる。ゆえに長旅の疲れがとれ、脂がのりはじめる年末年始が鴨の旬だとか。なるほど、戻り鰹みたいなもんか。 確かに鴨鍋や鴨南蛮は冬の風物詩だし、鶏とは異なる脂の旨みは思い出すだにヨダレが出る。こちらのそば屋さんも、冬メニューに衣替えで鴨団子汁の登場。 つけ汁ではありません、との但し書があるように椀物としての鴨団子汁。やってきたお椀には、澄んだダシに鴨団子汁やキノコがたっぷり入っています。 ダシをひと口飲めば、とにかくおいしい。丁寧にとられたダシというのは、どうしてこんなにしみるのか。浸透圧が体液と同じなのではないか、などと唸る。 非のつけどころのない滋味を楽しむ。ユズ皮の香り、キノコのダシ、青菜の風味、ネギの甘みなど、すべてが調和しています。そして待望の鴨団子をパクリ。 ほろほろとした肉質は、噛み締めるとキュッキュとして、軟骨のコリコリも嬉しく、舌の上

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  • 麺喰らう(その 789)特製カレーうどん in 星のうどん at 横浜 - 今日も 来て しまった

    そばいも、うどん好きも、カレー南蛮についてどう思っているのだろう。そばの繊細な風味もうどんの小麦の香りも、カレーにかかれば風の前の塵の如し。 でも、カレー南蛮はおいしい。個性豊かなカレーが、ダシのきいたツユと協力一致、麺の味わいよりも丼ぶり全体の融和を優先した、B級グルメ界のレジェンド。 さて、こちらのカレーうどん。おそらく長ネギが入っていないので、南蛮を名乗らないのでしょう。博多うどんの店だから、長ネギは普段使いしませんしね。 水を飲む間もなく呼び出しがかかり、小ぶりな丼ぶりとご対面。まずは肉をつまむと、キシキシと歯ごたえよく、コクと辛みがしっかりしたカレーをまとう。 玉ネギはやわらかく煮え、油断すると存在に気づかない。ツユは少なく、ややゆるめのカレーをうどんにまぶす感じ。そおっと持ち上げ、ゆっくりすする。 かたくなく、やわらかすぎず、優しさを絵に描いたようなうどん。スルスルすすると唇

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  • 定食春秋(その 477)牛丼・小 in 吉野家 - 今日も 来て しまった

    最近は、アプリでカロリーコントロールできるので、いろいろ活用している。どうべても塩分過多になるのが悩みですが、カロリーはうまく抑制できてます。 で、朝は軽めの牛丼・小。吉野家の店員さんには「超? 超特盛?」と確認される。慌てて否定するも、「こもり」と言うべきだったのか、しばし悩む。 客との交流を重視した吉野家の対面注文は嫌いではないが、券ならば起こらない行き違いです。マスクのせいか、滑舌が悪いのか、と考えるうちに到着。 さすが「うまい安い早い」の吉野家。紅生姜を少しのせて、まずは肉をよけ、ツユのしみたごはんをパクリ。これだけで十分おいしいのだから、おそるべし。 玉ねぎ&ごはん、紅生姜&ごはんと自分を焦らしたのち、肉とごはんを一緒にかきこむ。ひらひらながら歯ごたえのある肉は、絶妙な味つけでオカズヂカラ♾。 PayPay 払いのおじいさん、ヘルメットを被ったまま飛び込んでくる Uber な

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  • 定食春秋(その 469)洋風幕の内弁当 - 今日も 来て しまった

    値上げラッシュのこの時勢、ワンコイン弁当には頭が下がる。値上げしてでも同じクオリティか、クオリティを下げてでもワンコインか、悩ましい問題ですね。 そんなことを思いつつ、ワンコイン弁当。こちらは幕の内を基として、日替わりが2種といったラインナップですが、幕の内にもさまざま種類がある。 無印のほか、「海苔」「洋風」「赤飯」「鶏めし」など冠がつくことも多い。それぞれに個性的で文句なしにおいしく、値上がりしても買い続けると思う。 で、日は洋風幕の内。久しぶりにべるけど、自らのブログをみるに微妙にメニューが異なる。その時々の仕入れに依るのだろう、ゆく川の流れの如くだ。 さて、味噌汁で箸を湿らせてまずはオムレツをパクリ。バターの香りが鼻を抜け、玉子の甘さがよくわかる。ごはんよりは、ウインナーが欲しくなる味です。 真ん丸の揚げ物はホタテのフライと思っていたらコーンクリームコロッケ。ウスターソースを

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  • 麺喰らう(その 766)肉玉そば in 豊しま - 今日も 来て しまった

    新そばが出始める季節、老舗やニューウェーブ系の店では、それはもう香り高いそばが待ち受けている。そば猪口に先っぽを少しつけて、ズズズっとたぐる。 そばの高潔な旨み、ツユの凛とした深み、そして鼻腔をくすぐる香り。そりゃあ、おいしい。べずとも思い出す秋の風物詩。はるかな尾瀬くらい思い出す。 一方の立ちい界隈だって、季節メニューを出したり、冬は春菊が立派になったり、四季は立派に感じられる。そんな欲の秋に、肉玉そばをべる。 こちら豊しまは、チェーンというほど店舗は多くないけど、暖簾分けかな。分厚い肉そばが一部で有名ですが、お値段もはるので、ハレの日のメニューです。 https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2022/05/07/000000 そんなわけで、日はお値打ちな肉玉なぞ。注文するや否や素早く湯通しされるそば。都度茹でなんて甘っちょろいことを

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  • 定食春秋(その 451)炊込幕の内弁当 - 今日も 来て しまった

    オーバーキル:核兵器含め、相手に必要以上の攻撃を行うこと。転じて、過剰な景気引き締め策を行うこと。 一般的な定義はさておき、オカズヂカラが過剰で、ご飯が足りなくなるときに、困っちゃうな、オーバーキルだなとほくそ笑んでしまう。 で、日の日替わりは炊込幕の内。その名のごとく、炊き込みご飯がみっちり詰まった幕の内弁当。ただでさえオカズ要らずの炊き込みご飯だというのに! 炊き込みご飯と名乗るけど、具材はごく少量のタケノコとシイタケ。いわば味つけご飯なんだけど、ダシ、醤油、みりんの三重奏はそれだけで、うっとりする。 炊き込みご飯をしみじみ頬張り、それだけでシアワセなのに、手つかずのオカズがいっぱい。シアワセがいっぱい。丸いフライはなんだろうとガブリ。 ハムカツかな、薄いハムが2枚重なってるタイプで、醤油もソースもいらない、しっかりした味つけ。エビフライは衣が多いけど、かえってそれがいい。 炊き込み

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  • 定食春秋(その 450)ソーセージたまかけ朝食・ライスミニ in すき家 - 今日も 来て しまった

    散歩というのは、コレという目的があってはならない。気まぐれに店に立ち寄るのが楽しいのであり、あらかじめ目標があるのは、外であり、買い物である。 radikoで呑気な番組を楽しみつつ、フラフラと徘徊するのは至高のストレス解消です。そんな朝の散歩の途中で何かべたくなって、駅前のすき家に立ち寄る。 すき家といえば、各種トッピングの牛丼がメインですが、朝メニューも捨てがたい。ご飯はミニにして、おかずをたっぷり楽しもうかなとメニューをにらむ。 で、たまごかけごはん朝のトッピングに悩む。定番の牛皿もいいけど、すき家独特のソーセージも捨てがたい。しばし黙考ののち、後者を選択する。 すき家のソーセージは、CDシングルほどの直径を薄切りしたもので、ボローニャソーセージなのだろうか。適度な脂と塩っ気はオカズヂカラがかなり高い。 まずは、ダシのきいた味噌汁で箸を湿らせる。玉子を割って熱心にかき混ぜ、醤油を

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  • 麺喰らう(その 744)朝得そば in 相州そば - 今日も 来て しまった

    を必ずべる習慣はないけど、週末も早くから電車に乗って移動するとお腹がすく。手土産を買おうとしても、開店の10時には少し時間が早い。 ならばお得なモーニングタイムを活用しよう。喫茶店と立ちいそばを天秤にかけるとやはりダシが恋しい。自らの心に素直に従って、朝得そばを注文する。 温 or 冷。そば or うどん。単純ながらも悩ましい2択×2回で、冷そばを選ぶ。トッピングは、わかめ、揚げ玉、生玉子。冷そばに生玉子は物珍しい。 黄身を揚げ玉に混ぜ込んで、黄金のタヌキが完成。まずはそばをズルズルすする。ツユは甘くて香り高く、ゆで置きだけどそばも角が立っており、おいしい。 わかめはザクザクと、石立鉄男もニッコリの歯ごたえ。金のタヌキは濃厚で、ワサビとの相性がよい。素敵で愉快な朝に、自らの選択を褒め称えたい。 あらかたべ終えたのち、丼ぶりを持ち上げて、玉子の白身とツユの入り混じったところをゴク

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  • 麺喰らう(その 743)8番ラーメン by ローソン - 今日も 来て しまった

    名古屋にスガキヤがあるように、金沢には8番ラーメンがある。地元では知らぬもののいないローカルフードで、東京進出、撤退の流れも共通している。 「はちばんラ〜メン♩」昭和末期の金沢では、8番ラーメンテレビCMの冷やし中華が夏を告げた。うちは外しない家庭だったので、べたことはなかった。 8番ラーメンを始めてべたのは、金沢を出て、大学生になってからだと思う。でもたまに帰ったときは、寿司やカニをべたいし、8番は後回しだったな。 愛知にいた高校の頃は、安いスガキヤをフル活用していたので、スガキヤはソウルフードだけどね。ともあれ、蓋をみれば「北陸のソウルフード」とある。 「北陸」は話を盛り気味だけど、北陸三県をつなぐ国道8号が店名の由来だから、まあいいのかな。ヒトケタ国道は、国の背骨って感じで、やはり別格です。 さて、肝心のラーメンは名物らしい野菜ラーメンの味噌味。味噌タンメンといえばそこまで

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    ohanaguzuguzu15
    ohanaguzuguzu15 2022/08/12
    8番ラーメンのカップ麺 あるの知らなかったです