コンサートに行ったり、レストランで食事したりといったサービスへの支出を今後増やしたいと考えている消費者の割合が、この4年余りの間で最も多くなっているという内閣府の調査がまとまりました。 今の調査は4年半前から全国の8400世帯を対象に行われ、今後3か月間の支出を「増やすか」「減らすか」尋ね、その差を指数として公表しています。 その結果、「コンサートなどの入場料」は「増やす」という答えの割合が「減らす」という答えの割合を上回って、1人暮らしを除いた指数で1.2%となり、初めてプラスになりました。 このほか、「レストランなどでの外食」、「スポーツ活動」、「習い事などの自己啓発」、「家事代行サービス」も増やすという答えが増え、指数はマイナスながら調査開始以来最もよい水準に改善しました。 内閣府は、景気の回復に働き方改革で時間に余裕ができたことも重なって、消費者が出費に前向きになってきたのではない