国会は、6日も参議院予算委員会で新年度予算案の審議が行われ、高額療養費制度の負担上限額の引き上げについて、与党の公明党が、国民の理解が十分に得られていないと指摘したのに対し、石破総理大臣は、来年8月以降の制度のあり方を当事者などの意見を聴いて改めて検討すると説明し、理解を求めました。 参議院予算委員会では、5日に続き、6日も石破総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて基本的質疑が行われ、午前中は、公明党と日本維新の会が質問に立ちました。 公明党の谷合参議院会長は、高額療養費制度の負担上限額の引き上げについて、「今の政府の方針は分かりにくいのではないか。国民の理解が十分得られていないと思う。命に関わることなので、改めて多様な国民の声を聴き判断してほしい」と求めました。 これに対し、石破総理大臣は「丁寧な説明が十分ではないという反省はある。新年度の改定は予定どおり実施するが、再来年度以降の方針は、
