はじめまして、ペンギンと申します。 子ども時代の、記憶の片隅にある「不思議な体験」って、誰しも1つはありますよね。 死んだはずのおばあちゃんと会ったことがある。自分が階段から落ちる瞬間を第三者視点で見ていたことがある。飼っているネコが喋る声を聴いたことがある。 今でもふとした瞬間、実家の匂いを嗅いだときとか、テレビで似たようなシーンを観たときとかに、ふと思い出すあの奇妙な記憶。 でも大人になると、そんな自分だけの超常現象も、すべて理屈で説明できてしまうことに気づきます。 階段から落ちた時の視点については、母から「あなたは3歳の時にあそこの階段からこんなふうに頭から転がり落ちてこうやってガラスを突き破ったのよ」と何度も何度もくり返し聞かされ続けたから、さもそれを自分の眼で目撃したと勘違いするようになっただけだった。 ネコについては、小さい頃『魔女の宅急便』が好きで、何度も何度もくり返し観てい
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