「出現する未来」を実現する7つのステップ――感じ取る:Sensing(後編):U理論が導くイノベーションへの道(1/2 ページ) アウトドア用品ブランドのパタゴニア 日本支社は、部門という立場の違いを越えて理念を追求する素晴らしい取り組みをしています。 部門の壁を越えて、理念を追求する――パタゴニアの場合 パタゴニアは「ビジネスを手段として環境危機に警鐘を鳴らし、解決に向けて実行する。」という理念を掲げており数々の活動をしているのですがその一環として、製品を長く愛用してもらうために修理サービスの利用を顧客に促しています。 現在国内の修理受注件数は年々大幅に増えており、2012年現在では年に約1万2000件にも達するようになりました。しかし、一方である問題が発生しました。修理センターの処理能力が不足してしまい、修理期間が元々の納期よりも1カ月延びるなど、注文通りに修理を提供することができない
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