まだ、在宅勤務を実施していない会社の社員でも、ワークスタイルと家庭生活のバランスを考える良いチャンスとなるのが、育児休業や介護休業。仕事との関わり方を考えたり、平日の昼間、自宅にいる感覚を体験できる。最近は、子育てに積極的に関わる男性をイクメンと呼んで雑誌で特集されたり、厚生労働省がイクメンプロジェクトを展開するなど、男性の育休取得を後押ししてはいるが、身近に取得した同僚の男性は少ないし、社内で先陣を切るのも勇気がいる。はたしてどんな生活で、どんな意識の変化があったのか、実際に育児休業を取得したイクメンに話を聞いた。 元気なお兄ちゃん(5歳)とかわいい妹(0歳)が仲良くリビングで遊ぶ姿に目を細めるパパが、取材に応じてくれたイクメン・石川大悟氏だ。NSSLCサービス ITサービス本部 プロダクトサポート部に勤務する会社員で、別の会社に勤める奥様が第2子を出産するにあたって、昨年9月に1カ月、