現在のフラット化する世界において求められる人材像とは何か。国際競争力に勝つために企業はいかなる社員を育てていけば良いのだろうか。 日本経済が低迷している間に、世界の仕組みは大きく変わりました。インターネットや通信テクノロジーの進展は地球上のあらゆる場所にいる人々とのコラボレーションを可能にし、インドや中国へのアウトソーシングが始まりました。これらの進展が何を意味するのか、「フラット化する世界」(トーマス・フリードマン著、日本経済新聞社)では、「世界の仕組みが変わった。地球はフラットだ」という明快かつ衝撃的な言葉とともに、経済と社会の壮大な変化が解き明かされました。 前回は、サービスプロバイダーの営業人材としてT型もしくはπ型の人材が必要であることを言及しました。今回はさらに広い視野で、世界のフラット化という大きな潮流の中で価値を発揮できるグローバル人材について述べていきます。 世界を1つと
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