9月25日、『Nexus 7』が日本でも発売された。背面カメラ無し、SDカードスロットなし、3G通信非対応とかなり割り切った仕様だが、高速CPU『Targa3』、16GBのストレージを搭載して1万9800円という価格、iPadの約半分の340gという軽さは、Kindle Fireが未発売の日本にも一定のインパクトを与えそうだ。 とはいえ、6月には既に海外で発売されていた端末であり、ハードウェアそのもののニュース性は正直高いとは言えない。筆者が注目するのは、同日に開始されたGoogle Playでの日本語電子ブック販売だ。今回の発表で実質的な“新しい話”はこれに尽きると言えるだろう。そして、このことはGoogleの今後を占う“重要な話”でもある。 7月の楽天『kobo』の国内サービス開始、またそこにぶつけるかのようにアマゾンは『kindle』の国内サービス開始を近日中と発表した。そこから既に