ママ友社会の「大奥」的屈折を、イクメンが救う!「イクメン」という言葉は一種の政策標語だった? そのイクメンが救うはずだった、窒息寸前のママ友社会という擬似ホモソーシャル。失速している場合じゃないぞ、イクメン! いま救わないと、ママたちは毒親になってしまうのだ! イクメンという用語が流行った。育児に協力的なパパたち、という爽やかで優しいイメージで、女性からの支持も高かった。しかし時を同じくして草食系男子という言葉も世に出、提唱者の意図とは別に「軟弱」のイメージを纏わされて批判を受け始める。その文脈で、イクメンもまた「仕事がヒマだからそんなことができるんだろう」「女の顔色をうかがって軟弱だ」といわれのない中傷を受けた。 ちょっと手の込んだ批判になると、「親として子育てするのは当たり前なのに、それを男親だからと殊更に自己主張するのはいかがなものか」という賢しげな手法も使われた。しかし留意すべきは
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