チリ北部コピアポ郊外で33人の作業員が生き埋めになった鉱山落盤事故で、14日夜(日本時間14日午前)、31人目の作業員の救出が確認された。これで残った作業員は、2人。順調にいけば日本時間昼には全員の救出が完了する。 救出現場に歓喜の声が広がるなか、生還の喜びにひたる間もなく新たな試練に直面しそうなのが作業員、ヨニ・バリオスさん(50)だ。地下生活中に、地上では妻と愛人とのバトルが勃発。妻のマルタ・サリナスさん(56)は「彼女をとるか、私をとるか」とバリオスさんへのプレッシャーを強めている。 13日夕(同14日未明)。33人中21番目に救出されたバリオスさんは、近づいてきた大柄な女性と熱い抱擁を交わした。バリオスさんを出迎えたのは、愛人と伝えられるスサーナ・ヴァレンズエラさん(年齢不詳)。周囲は複雑な表情を浮かべつつ、抱き合う2人に祝福の拍手を送った。地元テレビ局は、「浮気な坑夫が地上に