阪神・南信男球団社長(55)は5日、西宮市内の球団事務所で行われた球団年賀会で“メール禁止令”を発した。近年、メールのやり取りが増加して球団内の議論の場で突っ込んだ話し合いが行われていないことを憂慮しての強権発動だ。意見をぶつけ合うことがV奪回への第一歩−。あなたの会社の活性化にも役立つのでは? 【写真で見る】虎新戦力!自主トレに励むD4位秋山 あなたのそばにいませんか? メールではもっともらしい意見を並べてくるが、いざ顔と顔を合わせると、からっきし言葉を発しないタイプ。社会の悩みは阪神球団の悩みでもあった。 「最近はどの組織でもすぐメールでやり取りする。でも、それだけ突っ込んだ議論ができない。顔を合わせて話し合わないと、コミュニケーションは取れない」 年始の所信表明で南社長は最近感じた議論不足を“メール会話”の禁止によって、改善する意向を示した。 「チームにも、営業にも、フロン