日本ハム・ダルビッシュ有投手(25)が8日、大リーグ移籍を目指してポスティング・システム(入札制度)の申請を決断した。 球団は同日、日本野球機構に申請手続きを行った。ダルビッシュ側は入札球団との交渉で、年俸2000万ドル(約15億6000万円)を希望額に設定。日本ハム残留も辞さない強気の交渉を行う構えだ。突然の入札申請に米球界、メディアは早くも騒然。10球団近い入札が予想される中、今オフ最大の目玉は日本人投手最高年俸を目指す。 ついに動いた。午後3時。ダルビッシュは自身の公式ブログを更新した。「この度、ダルビッシュ有はポスティングシステムを利用する事を決めました」――。日本ハム側も発表、入札申請手続きを完了した。5年連続防御率1点台をマークした日本のエースによる、考え抜いた末の決断。それは、入団交渉でも規格外の高みを見据える右腕の決意表明でもあった。 父・ファルサ氏は「高い入札金を投