<これは新垣氏擁護論ではない> 先の投稿により、私が新垣氏を擁護していると思われた方もあるようなので補足すると、この文章にそのような意図はないことは明白だと思う。彼を知る者は、彼が悪辣な詐欺師に絡めとられた被害者であると感じ、それはかれの純粋な性格ゆえであることを承知していて遺憾に思っており、その気持ちを共有している。しかし悪人に絡めとられて悪事に手を出した場合、その人を被害者だと感じることはできても、その人が行った悪事を帳消しにできるわけではない。 敢えて極端な例を出すと、2011年に世間を騒がせた角田美代子(本人はその後自殺)による大量連続殺人事件の加担者たちは、本当に、自分がやらなければ自分が殺されるという恐怖の中、同調せざるを得なかった。私は、本当に自分の周辺にこの事件の関係者がいなくてよかった、という以上の感想を持ち得ない。もしもいたら、自分が巻き込まれないという保証はない、それ