江戸春画に見る3P つい先日、掛け替えたばかりのカレンダーだが、早くも1枚めくる時期になった。 江戸時代には、現代のような月めくりの暦はなかったが、それでも1年が12ヵ月であること(閏年は13ヵ月だが)には変わりはなく、組み物(セット)の浮世絵には12枚組のものがあった。 江戸時代中期に活躍した浮世絵師奥村政信(おくむらまさのぶ 1686-1764)の作品「閨の雛形」(1738年刊行)も12枚組で、1枚が12ヵ月に配されている。 1枚目、正月の図はこんな感じ。 座敷で3人の人物が仲良くくつろいでいる。若旦那と娘2人だろうか。手前の娘の着物は大きな雪輪に梅の柄、奥の髪に櫛笄をさした娘は松の柄、どちらも新春にふさわしい。おしゃれな若旦那の着物は、伊豆八丈島特産の黄八丈だろうか。 次の2枚目、2月の図。 同じ座敷、同じ人物の交合図になる。若旦那は着物を脱いでいるが、娘2人は着衣のまま局部を出して
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