2017年1月29日(土)に、東京・東洋文庫にて、声優やアーティストとして活動する上坂すみれさんが『わが心のロシア♡』と題するトークショーに登壇しました。上坂さんといえば、出身大学ではロシア語を専攻し、自他ともに認める旧ソビエト連邦(ソ連)やロシアを愛するひとり。今回のイベントも、その「ロシア好き」を請われたことから出演されました。 東洋文庫では2017年1月7日(土)から4月9日(日)まで、展覧会『ロマノフ王朝展―日本人の見たロシア、ロシア人の見た日本―』を開催。上坂さんは展覧会のオフィシャルサポーターを務めており、会期中の展示室内には上坂さんによる音声ガイドが流れています。 今回はその活動の一環として、名古屋外国語大学学長でロシア文学や文化に関する著書多数の亀山郁夫先生とのトークショー開催の運びとなりました。ロシア愛を語り合うのにこれ以上ないほどの会場と座組で行われたイベントは、時間を
ブス、地味、存在感がない、女が怖いetc.......。コンプレックスだらけの自分を救ってくれたのは、アダルトビデオの世界だった――。生きづらい女の道を様々な角度から見直してポジティブに乗り切るための"気づき"に溢れたエッセイ。 私は「ブス」という言葉が嫌いだ。軽い憎しみすら覚える。 自分はブスだと悩み、ブスゆえに引っ込み思案になり、ブスゆえに可愛いファッションから遠ざかっていた思春期、アートの世界に没入した私は、そこで「何者」かにならねばと思った。そして、ブスの呪いから逃れようとした。 しかし意外と甘かったなとすぐに気づいた。男性は単に作家やアーティストと言われるのに、女性には美人作家とか美人アーティストという言葉がある。女の美醜について、人々が一切何も言わない世界はないのだ‥‥‥。 そうこうするうちいつのまにか、ブスどころかいいおばさんになっていた。ブスという分母の上に、おばさんという
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