【カテゴリー:アート topic】 (2009/10/03) 以下の引用は、林容子『進化するアートマネージメント』p153から。 ニューヨーク近代美術館(MoMA)が鑑賞者の調査を行った結果、ヴィジュアルリテラシーが5段階に分類された、と紹介している。 (引用始) 第1段階は、「物語の段階」 これは、作品を見たときに、自身の体験と直接に結び付けて理解しようとする段階で、作品はアーティストがある意図をもって制作したものだという考えが全く欠如している。この段階の人は、作品を自分の好き、嫌いだけで判断しようとし、アートに対する既成概念すら持っていない。 第2段階はアートというものが何なのかを自分なりに持っている人たち。例えばアートは美しいものだと思っていたら、美しくないものはアートでないことになる。だから、「これ、アート?」という言葉が出る。この段階の人は、実は、心の中で「自分が理解しているアー