グループディスカッションを選考に用いる企業が増えてきた。そして、この選考が苦手だという学生も多い。グループディスカッションとはその名の通り、グループで議論することである。通常以下のように進められる。なお選考会場は小会議室が多く、人数は4~8人ぐらいである。 1. 課題の提示 社員から、議論する課題と制限時間、その他条件などが与えられる。その他条件とは、例えば「最初にリーダーと書記を決めてください」「模造紙に書いて発表してください」など。 2. ディスカッション開始 提示された課題を時間内に議論し、発表する内容をまとめる。模造紙などに書くのであればその時間も考慮する。最初に役割が決まっていなければ、司会・書記・タイムキーパー・発表者を決める。司会が発表者を兼ねたり、書記がタイムキーパーを兼ねてもよい。なお、ディスカッション中、社員はチェックシートを持ちながら、周囲から観察している。 3. デ