先月28日からセールを始めた大丸東京店の婦人用品売り場。日傘や帽子を買い求める客で混み合っていた=12日、東京都千代田区 全国百貨店の6月の売上高は5167億円で、既存店ベースで前年同月比7・2%増と2カ月連続で前年実績を上回った。夏のクリアランス(在庫一掃)セールを前倒ししたこともあり、東日本大震災の反動で大幅増となった昨年3月(14・1%増)以来の高い伸びとなった。 日本百貨店協会が18日発表した。多くの店がセール開始を前年の7月から6月28日にしたため、主力の衣料品が10・5%伸びた。靴やバッグ、腕時計などの高額品もよく売れた。前年より日曜日が1日多かったことも売り上げを押し上げた。 続きを読む関連記事開業1カ月で売上高100億円 あべのハルカス近鉄本店7/13日銀の景気判断、7カ月連続上方修正へ 「回復」も検討7/96月の百貨店売上高、大手は好調7/2百貨店売上高、前年比2.6