丹沢マイナールート探検隊活動報告 ： 5/8（日） 「今いるここは、尾根かな。谷かな。それとも地獄の一丁目？」 5/5（木）市原新道を攻略した我が隊は、濃い霧の中、 鬼ヶ岩の頭から白馬尾根を下山した。 かつてこれほどの深い霧を経験したことがない。 数メートル先も見えない。まるで雲の中を歩いているようだ。 下り始めて数分で、現在地が分からなくなった。 踏み跡はとっくに、なくなっている。 いま下ってきたばかりの鬼ヶ岩稜線も霧の中だ。 自分が進むその先は斜面なのか、崖なのか。 地形がまったく見えない。地図は持っているが 霧の中で読図は不可能だ。 「このままでは二人とも絶対にやばい。登り返すぞ」 そこからが戦いだった。 アンヌ隊員は、アンパンも食べられないほど、 憔悴しきってしまう。そして、キリヤマは…。 毎回、ネタが尽きることのない我が隊の探検。 次回アップは、5/15（日）。これは、見逃せない。
