岩手県は北東北にある人外魔境の地です。岩手は化け物どもの巣窟と化しており、また寒さも厳しいため、定住はもとより観光すら不可能な状態となっています。 【県民性】 岩手県民は人間ではありません。古くから、妖怪、化け物、怪物などと呼ばれ恐れられてきた、妖(あやかし)たちがその正体です。日本書紀では、岩手県民をこのように記述しています。 日本武尊曰:「蝦夷是尤強焉,男女交居,父子無別.冬則宿穴,夏則住樔,衣毛飲血,昆弟相疑.登山如飛禽,行草如走獸.承恩則忘,見怨必報」 (訳:日本武尊いわく:「岩手県民は最も強く、男女が一緒に住み、親子の区別も無い。冬は穴に住み、夏はやぐらに住み、毛皮を着て血を飲み、兄弟で疑いあう。猛禽類のように山を登り、獣のように草原を走る。受けた恩はすぐ忘れ、怨みには必ず報いる」 ですが、これは昔の人々が闇雲に岩手県民を恐れ、彼らの正体を確認しないまま、ひとくくりにその特徴をま