要求開発に関するoitomoのブックマーク (2)

  • 要求開発とコタツモデル(2)--アンチパターンを活用する

    前回は,要求開発・要件定義フェーズを成功させるためのポイント「コタツモデル」についての説明を行いました。「コタツモデル」とは,ITシステム開発プロジェクトにおける,主要な三つのステークホルダーの関係性を表すメタファーです。 ビジネス戦略を決定するビジネス・オーナー(経営者や高位の責任者),実際のビジネスを遂行しているユーザー(現場担当者),そしてシステム開発担当者の三者によってシステムの目標を決定する=一つのコタツに入って議論する状況を,要求開発アライアンスでは「コタツモデル」と呼んでいるものです。 今回は,具体的な「コタツモデル」形成のテクニックの一部についてご紹介したいと思います。 「コタツモデル」形成に王道なし,アンチパターンの活用 「(要求開発・要件定義などの)上流工程は異種格闘技戦である」──これは筆者の持論です。ITシステム開発の下流工程,すなわち設計・プログラミング・テスト・

    要求開発とコタツモデル(2)--アンチパターンを活用する
  • 要求開発とコタツモデル(1)--失敗パターンに陥らないために

    筆者は,SIerの立場で様々なITシステム開発プロジェクトに参加しています。常に思い知らされるのは「ITシステム開発は難しい」という事実です。特に要求開発・要件定義といったコンセプトを決める工程では,以前に成功したプロジェクトで採用していた方法を使用しても,同じように成功するとは限りません。 「どうやったらプロジェクトを成功させることができるのか」──これは筆者に限らずITシステム開発にかかわるすべての人の悩みではないでしょうか。 書籍『要求開発』には書かれていない秘訣がある 要求開発アライアンスでは,同じような悩みを持つ人々が,ユーザー企業やシステムベンダーの垣根を越えて集まり,月例勉強会や合宿を開催してシステム開発についての悩みを議論しています。「要求はあるものではなく,開発するものである」──このコンセプトに共感する参加者の発表や意見には,刺激的なものが少なくありません。 要求開発ア

    要求開発とコタツモデル(1)--失敗パターンに陥らないために
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