日本大学のチアリーディングをしている応援リーダー部の部員が監督から指導の範囲を超えるパワーハラスメントを受けたなどとしている問題で、大学は、応援リーダー部の監督を解任したと発表しました。 この部員は、監督から、ことし2月「大雪の日に大学の事務員に頼んで練習をなくそうとした」と、とがめられたり、出身高校の運動着を着ていたところ「学校の恥だ。今すぐ脱げ」などと叱責されたりしたということです。 日本大学は、NHKの取材に対して監督と部員の間でトラブルがあったことは認めたうえで「詳しい内容は後ほど回答したい」としていましたが、9日夕方、監督を解任したと発表しました。 理由については、学生の指導に支障を来すことが懸念されるためとしていて、一連の問題については、大学の人権救済委員会で調査を進め、近く結論を出す予定だということです。