インターネットに接続しているコンピュータやルータなどの通信機器には、必ずIPアドレスという固有の識別番号が割り当てられていることを前項で学習しました。 IPアドレスは32桁の2進数から成り立っており、それを10進数に変換し、さらにドメインに変換することで、難解な数値の羅列から私たちは解放されています。 この32ビットのIPアドレスのことを、 IPv4(インターネット プロトコル バージョン フォー) と言います。 前項でも少し触れましたが「v4」は「Version 4」の略で、IPのバージョンを表しています。「Version 4」は現在もっとも利用されているバージョンになります。 2の32乗で、約43億通りのIPアドレスを割り当てることができますが、はたしてこの数は適正なのでしょうか? じつは本項タイトルにもあるように、 IPv4が枯渇(不足)している のです。 なぜなら、言うまでもなくイ