前回のはなしGPT-4にTypeScriptを実行させるアイディアを思いついた我々は、以前見かけたChatGPTの脳内にLinuxマシンを構築するというウルテクと組み合わせることを実験してみた。詳細は「インチキTypeScriptでChatGPTを動かしてみる」にてどうぞ。 結論から言えば上記のウルテクは予想以上にいい感じに動作し、TypeScriptで型定義を書くことによってある程度挙動をコントロールできることに成功したのであった。 今回のテーマ今回はそこから一歩進めて、この脳内ChatGPTに対してのプロンプトに相当する部分を、TypeScriptのコードとしてうまく表現することで、少し複雑なタスクをこなすことができるようになるのではないかという仮説を下に実験していきます。 実験を行うにあたって取り扱っていくタスクとして、以下のような挙動をするチャットシステムの構築を想定した。 自治体