菊地信義 KIKUCHI Nobuyoshi 装幀家 ●対談● 蜂飼耳 HACHIKAI Mimi 詩人 事件が生まれる場所 ─1─ ◆菊地信義(きくち・のぶよし)氏装幀家。1943年、東京生まれ。著書に『装幀談義』『装幀=菊地信義の本』『樹の花にて』『わがまま骨董』ほかがある。 ◆蜂飼耳(はちかい・みみ)氏詩人。1974年、神奈川県生まれ。詩集に『いまにもうるおっていく陣地』、絵本に『ひとり暮らしののぞみさん』がある。 ●一望したいテキストと、深いチリ 司会 蜂飼耳さんの初のエッセイ集を刊行させていただくにあたり、菊地さんには企画の段階から大きく関わっていただきました。菊地さんが「とてもいい文章を書く人がいるから」とおっしゃったのがすべての始まりだったと言えますが、蜂飼さんの文章との出会いについて、菊地さんにまずお聞きしたいと思います。 菊地 連載されていた図書新聞は、随分前に
なんか、ますますネットとの融合が進んでいるようですが。どうなんでしょう。大丈夫でしょうか。「ネットの海は広大だわ」みたいな。草薙素子かよ!ネット上で言及するとスターを残して去っていく、という。まるで守護天使みたいな。オジサンの守護天使ってちょっと微妙ですが。↓こんなこと言ってるし。ネットの力を最大限活用して、これまでの常識とはまったく異なる「時間の流れ」を自分でデザインできる。そんなことを「人体実験」で証明してみたい。 そして、たとえば十年たったとき、「えっ、いつからシリコンバレーに住んでいなかったの? ぜんぜん気付かなかった」 と、親しい仕事仲間をして言わしめれば、私の実験は成功したことになるだろう。シリコンバレーからの手紙140 場所にいっさい縛られない そんな自由を求めてシリコンバレーを訪ねたら「本月本日を以て目出度死去仕候間此段広告仕候也」とかいうことになってたりしないでしょうね。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く