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ブックマーク / www.premiumcyzo.com (5)

  • 『HiGH&LOW』は〈国産の海外映画〉である。

    ――今夏、元来のLDHファンのみならず、一部の層にやたら突き刺さった映画『HiGH&LOW THE MOVIE』。その概要はこちらの記事で紹介した通りだが、では一体、何が我々をそんなに惹きつけたのか……? ヤンキーマンガや映画を長年見続けてきたライター・藤谷千明氏と、アクション映画やバイオレス映画に造詣の深いライター・加藤ヨシキ氏が、その理由を戸惑いながら分析します。なお、同席している担当編集は重度のLDHヲタです。 【鑑賞POINT・1】『HiGH&LOW THE MOVIE』は〈国産の海外映画〉 どうやって人に勧めたらいいかわからない。「HiGH & LOW SEASON 1 完全版 BOX」 加藤 この作品を語るときに難しいのが、「ココがすごい!」的なとっかかりがわからないというか、人にすすめる時に「何から話せばいいのかわからない」と悩んでしまう。なんというか、LDH国からやってきた

    『HiGH&LOW』は〈国産の海外映画〉である。
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    okadaic 2016/12/24
  • 【磯部涼/川崎】路上の闇に消えた“高校生RAP選手”

    有数の工業都市・川崎はさまざまな顔を持っている。ギラつく繁華街、多文化コミュニティ、ラップ・シーン――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 激しいスパーリングを繰り広げる、川崎区浜町育ちの鈴木拓巳と中村辰吉。 川崎の闇は濃い。平日の夜、くたびれた帰宅客でごった返すターミナルと、気が大きくなった酔客が空騒ぎを繰り広げる繁華街をすり抜け、南下していくうち、ひと気がなくなり、街灯もまばらな、ふるびた住宅街へと入り込んだ。やがてたどり着いた、指定場所である中学校の門の先は当に真っ暗で、一瞬、足がすくむ。恐る恐る、構内を進んでいくと、がらんとした校庭の先にある建物に明かりがともっているのが見えるとともに、呻き声と、何かを打ちつけるような音が聞こえてくる。そして、開け放たれたドアから中の様子を

    【磯部涼/川崎】路上の闇に消えた“高校生RAP選手”
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    okadaic 2016/05/01
  • 川崎の不良が生きる“地元”という監獄

    有数の工業都市・川崎に渦巻くセックス、ドラッグ、ラップ・ミュージック――。俊鋭の音楽ライター・磯部涼が、その地の知られざる風景をレポートし、ひいては現代ニッポンのダークサイドとその中の光を描出するルポルタージュ。 川崎をレペゼンするラップ・グループ、BAD HOPのAKDOWの体に彫られたタトゥー。 川崎は2つの顔を持っている。その名前を聞いたとき、多くの人はベッドタウンと重工業地帯という対照的なイメージを連想するだろう。あるいは、平穏だが退屈な郊外と、荒廃しているが刺激的な繁華街というイメージを。 そして、そういった2つの側面は、それぞれ、川崎市の”北部”と”南部”が担っているといえる。今、北部/南部と書いたが、実際には、同市は東京2区5市と横浜市に挟まれた、北西/南東方向に細長い形をしている。しかし、住民の中には北部と南部という区分を用いる者が多いのだ。例えば、68年に生まれ、多摩

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    okadaic 2016/01/22
    マクラ扱いの川崎ノーザンソウル。
  • 『風と木の詩』『地球へ…』の竹宮惠子が商業誌引退宣言!? マンガ教育で見た業界の未来 

    ――2014年に紫綬褒章を受章したマンガ家、竹宮惠子。現在、京都精華大学の学長を務める少女マンガ界の巨匠は、マンガ教育を、業界の未来を、どうとらえているのだろうか? そして、タブーと戦ってきた彼女が選ぶ、ボーダーラインに踏み込んだマンガとは? (写真/西木義和) 2014年11月、少女マンガ家としては、「花の24年組」【編註:昭和24年頃の生まれで、1970年代に少女マンガの革新を担った、竹宮惠子、萩尾望都、山岸凉子ら女性作家たちのこと】として共に切磋琢磨した萩尾望都に続く2人目の受章者として、紫綬褒章を得たマンガ家、竹宮惠子。“少年愛マンガの金字塔”とも評され、現在のBLマンガの原点ともいわれる『風と木の詩』【1】をはじめ、同じく少年愛とクラシック音楽を描いた『変奏曲』シリーズ【2】、自身最初のアニメ化作品であり、環境汚染から地球に住めなくなる未来を描いたSF作品『地球(テラ)へ…』【3

    『風と木の詩』『地球へ…』の竹宮惠子が商業誌引退宣言!? マンガ教育で見た業界の未来 
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    okadaic 2015/12/31
  • 『火花』のヒットでも太刀打ちできない本屋の苦しい実態……2015年出版流通業界10大ニュース【前編】

    『火花』(文藝春秋) ――年末もいよいよ差し迫り、2015年の総括をしたいところ。そこで今回は今年いろいろと話題の多かった出版業界の10大ニュースを、サイゾーpremiereの「出版ネタ」でお馴染みのライター佐伯雄大、さらに老舗出版社営業幹部A氏、中堅書店員B氏がメッタ切り!前編は6~10位までを語りつくします。 佐伯 2015年も残すところわずかとなったが、私が独断と偏見で2015年の出版流通界の10大ニュースを選んでみた。これらのニュースの真相などを、老舗出版社の営業幹部A氏と中堅老舗書店B氏とともに、メッタ切りにしていきたい。さて、早速だが、6位から10位をみてみよう。書店ネタが2つ、TSUTAYA図書館問題、アマゾンネタがそれぞれ入った。 出版流通業界10大ニュース 1位 日販の赤字&栗田破産=取次クラッシュ 2位 紀伊國屋書店、村上春樹の買取=出版流通イノベーションジャパンの戦

    『火花』のヒットでも太刀打ちできない本屋の苦しい実態……2015年出版流通業界10大ニュース【前編】
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    okadaic 2015/12/31
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