私は学生のころ、岩波文庫を古本屋やAmazonで100冊ほど買いあさり、長期期間中に読み漁るという何ともストイックな読書体験をしたことがあります。 岩波文庫といえば、小難しいタイトルが多くて字が小さくて読みにくいという印象を持っている方も多いはず。 そんな岩波文庫を、なぜ100冊も読んだのか? 理由は2つ。 1つは、岩波文庫を100冊読めば 4年間文学部の大学に通うのに勝る知識と教養が得られる という言葉をどこかで目にしたからです。 文学研究科に所属する身としては、実践してみるしかないという生真面目さからでした。 もう1つの理由、それは失恋したからです。 (え?) 当時付き合っていた男性との恋愛に破れ、見るも無残な落ち武者のような日々を送っていた私は 辛い失恋を忘れるためには趣味に没頭するとよい という教えに、はっとしました。 本好きの私は「じゃあ岩波文庫を読み漁ろう」という流れで、あれよ
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