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ブックマーク / www.cyzowoman.com (3)

  • 経済疲弊とタブー過多が起因? アメリカの懐古ドラマブーム

    『PAN AM/パンナム』(東宝) ――海外生活20年以上、見てきたドラマは数知れず。そんな物の海外ドラマジャンキーが新旧さまざまな作品のディティールから文化論をひきずり出す! アメリカでは5年ほど前からノスタルジックなテレビドラマが静かなブームとなっている。きっかけは2007年にスタートした、1960年代のニューヨークの広告業界を描いた『マッドメン』。とりわけ業界から大絶賛され、4年連続エミー賞を獲得した。『マッドメン』が視聴者に受けたのは、景気がよく、ケネディ大統領が活躍するなど若く躍動的な力がみなぎっている時代が舞台だからだと言われている。また、地上波に比べ規制が緩いケーブルテレビ専門チャネルで放送されたことにより、かつては普通だった現代のタブーをサラリと描いたことも「リアル」だと視聴者に受けたのだろう。人種差別や男尊女卑、妊婦がタバコを吸ったり、夫がにDVやモラハラまがいのこと

    経済疲弊とタブー過多が起因? アメリカの懐古ドラマブーム
    okakao
    okakao 2012/10/29
  • 男は女の欲望のツール……上野千鶴子&湯山玲子が語る『ヘルタースケルター』

    (前編はこちら) ジェンダー論の第一人者である上野千鶴子氏とカルチャーシーンから女性の生き方を説いてきた著述家の湯山玲子氏が、蜷川実花監督、沢尻エリカ主演映画『へルタースケルター』について語り合った。 ■女の欲望は、“欲望される欲望” 上野 りりこは、イタい女の典型ではあるんだけど、にもかかわらずこの映画は安心して見ていられた。なぜなら、これは女の女のための女による映画だから。麻田という検事を除いて、登場する男という男はみんな女の欲望のツールになっているでしょう。だから、どんなにエロいシーンでも、女が男の欲望の犠牲者としてでなく、自分自身の欲望の主体になっている。だから、不快感を感じずに見ていられる。登場する男たちは、女の“表層”にしか反応しないわかりやすい男ばかり。完璧な“表層”を持つりりこは、どんな男でも従わせることができる。りりこに屈服する男のバカさかげ加減がよく表されていますね。

    男は女の欲望のツール……上野千鶴子&湯山玲子が語る『ヘルタースケルター』
    okakao
    okakao 2012/07/24
  • 若さ、美貌、絶望と達観……『ヘルタースケルター』が突きつける“女の十字架”

    女のための『ヘルタースケルター』論、語り尽くします! 沢尻エリカの映画復帰作として注目されている、蜷川実花監督映画『へルタースケルター』。全身整形のトップスターが、整形の後遺症に苦しみ、次第に精神のバランスを崩していくストーリーで、その狂気的な展開や過激なセックスシーンが話題となっている。 この作品について、『ビッチの触り方』(飛鳥新社)などの著作を持つ著述家の湯山玲子氏は、Twitterで「エリカ様、マジにあの演技と存在ひとつで、少なくても10個の我がニッポンの現代女性映画が出来る可能性があるね」と大絶賛。このツイートに触発され、試写会に出席したジェンダー論の第一人者である上野千鶴子氏も「圧倒されました、1分たりとも目が離せない」とツイート。ふたりは女性として作に何を感じたのか。大いに語ってもらった。 ■誰の中にも「りりこ」はいる! 湯山玲子氏(以下、湯山) 私は、岡崎京子の原作が発表

    若さ、美貌、絶望と達観……『ヘルタースケルター』が突きつける“女の十字架”
    okakao
    okakao 2012/07/23
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