そこでコンビニ各社、省人化・無人化、そして外国人労働者の雇用に大きくかじを切っている。実際、先の資料にも「AI発注」「省人化設備導入」「フルセルフレジ」「スマホレジ」といった省人化・無人化、そして「外国人活用の環境整備」「外国人育成ツールの導入」「加盟店と外国人材の求職マッチング」「外国人従業員定着サポート」などの外国人労働者に対する対策の割合が大きい。 「なぜずっと立ってなければいけないのか」が納得できない外国人店員 しかし都心の繁華街で長く経営するコンビニオーナーは「それも難しくなりつつある」と語る。 「かつて中国人や韓国人が多く働いていた店も、そういった国の従業員は減りつつある。就職難で優秀な若者が雇えた時代から、中国や韓国のエリートが雇えた時代もあった。それが日本のコンビニをインフラに例えられるまで押し上げた」 コロナ禍のはるか以前から、外国人留学生はコンビニの主力であった。とくに