第1回 FOMAの魅力を盛り込んだ“ビジュアルタイプ”端末──「P2101V」:昔のケータイの中身が見たい(1/2 ページ) 2001年にスタートしたドコモの3G携帯電話サービス「FOMA」は、対応端末が3種類用意されていた。テレビ電話機能などを備えた“ビジュアルタイプ”のP2101Vと、NEC製の“スタンダードタイプ”端末「N2001」、そしてデータ通信カード「P2401」だ。 P2101Vは、音声通話に加えてテレビ電話や動画配信サービス「M-stage visual」に対応し、回線交換を使った64Kbpsデジタル通信、上り64Kbps/下り最大384Kbpsのパケット通信(ちなみに503iシリーズのパケット通信速度は最大9600bps)など、先進的な機能を搭載していた。通話とiモードが同時に利用できる「マルチアクセス」や、ケーブルを接続してのデータ通信などには対応していなかったが、FO