2月28日に発表されたNTTドコモの「重要なお知らせ」によると、3月31日から、新たに「iモードID」なる契約者固有IDの通知機能が提供開始されるという。iモードではこれまでに、公式サイトにだけ自動送信するユーザID「UID」と、ユーザの同意確認を毎回必要とする端末ID(携帯電話製造番号又はFOMAカード製造番号)の送信機能を提供してきたが、さらに別のIDが提供されることになる。このIDは、「UID」とは異なりドコモの課金代行の利用には使えないが、用途としては、非公式サイトにおいて以前に訪れたユーザを同定することでログインを自動化することなどが想定されているようだ。 携帯電話の契約者固有IDをめぐっては、2005年4月のストーリ「 EZwebのサブスクライバIDが4/14から非通知設定可能に」にあったように、プライバシー上の問題が認識されている。auのEZwebでは、「サブスクライバーID