麻花(マーホア、中国語: 麻花)、または麻花兒(マーホアル)は、小麦粉をこね、油で揚げて作る中国陝西省起源の菓子である。きつね色に揚がった、香ばしくさくさくした食感と甘い味が特徴である。 日本では長崎県の長崎新地中華街や神奈川県横浜中華街などに製造業者があり、「よりより」、「唐人巻」(とうじんまき)、「麻花巻」、「ねじりんぼう」などとも呼ばれる。 作り方[編集] 小麦粉に水、砂糖、少量の塩と膨張剤を加えてこね、棒状にひき伸ばした後で、半分に折ってねじり、油でじっくりと揚げる。揚げたあとで、砂糖をまぶすものとまぶさないものがある。 大麻花[編集] 大麻とは関係なく、「大きな麻花」の意。通常の麻花とは違い揚げパンのような柔らかい食感である。 天津大麻花[編集] 天津の名物菓子。大きいものでは50cm程度のものがあり、砂糖をまぶしただけでなく、氷砂糖や金平糖が表面に挟み込まれているものもある。