女性の産婦人科医の喫煙率がこの8年間で3倍超に増えたことが、「日本医師会員喫煙意識調査」で明らかになった。2月4日の日医の定例記者会見で、調査結果を報告した内田健夫常任理事は「非常にショック」と述べ、日本産婦人科医会に全数調査を要望する考えを明らかにした。 「日本医師会員喫煙意識調査」は4年に1度行われ、今回が3回目。会員から無作為に抽出した男性3000人、女性1500人を対象に、昨年5月から10月にかけて実施した。 それによると、男性医師の喫煙率は15.0%で、女性医師は4.6%。それぞれ2000年調査では27.1%、6.8%、04年調査では21.5%、5.4%で、調査ごとに低下している。 診療科別に見ると、男性医師では呼吸器科が3.6%で最も低く、前回の14.9%から大幅に低下。一方、最も高かったのは精神科の23.1%(前回22.1%)で、唯一前回から上昇した。 女性医師で10