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ブックマーク / www.igaku-shoin.co.jp (6)

  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕感染症教育の充実をめざして(4)(岩田健太郎,大曲貴夫)】 ( 第2616号 2005年1月10日)

    (2609号よりつづく) 2004年度,亀田総合病院(千葉県)と静岡がんセンター(静岡県)に新たに感染症科フェローシップ・プログラムが立ち上げられました。感染症の専門研修ができる施設がほとんどない状況の中で,このことはとても大きな出来事と言えるでしょう。 今回は,これらのプログラムを立ち上げた2人の若手感染症科医にご登場いただき,プログラムを通じて何を教えるのか,また,どのような点を重視した教育を行うのかについて,話し合っていただきました。 ■フェローシップでめざすもの 各プログラムの特徴 岩田 亀田総合病院の感染症科フェローシップ・プログラムは2年間で,研修に入るには最低でも初期研修は終わっていることが条件です。プログラムの目標は,自分で感染症をマネジメントし,コンサルテーションを受けることができるということです。日に合った感染症医を育てることが大切と考えていますので,コミュニケーショ

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕感染症教育の充実をめざして(4)(岩田健太郎,大曲貴夫)】 ( 第2616号 2005年1月10日)
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕感染症臨床教育の充実をめざして(2)(生坂政臣,宮原雅人,青木眞)】 ( 第2605号 2004年10月18日)

    (2601号よりつづく) ■臨床教育のポイント カンファレンスで重視すること 青木 私が,若い方と現場の病院でお話ししていてつくづく思うのは,「鉄は熱いうちに打て」ということです。「発熱患者にはともかく2,3の抗生物質を使ってから考えよう」というようなことが習慣化されていると,行動の改善が非常に難しい。やはり学生のうちから,きちんと臨床的な土台を造っていただかないと,実は健康な内科医にもなれないし,それが土台になってはじめて可能な健康な感染症科医にもなれないと思うんです。今日は,学生に対する臨床教育をどんなふうにはじめておられるかをうかがいたいと思っています。 宮原 私が学生という立場で総合診療のカンファレンスに出させていただいて,非常に重要だと思ったことが3点あります。 まずはじめに,その疾患の頻度,男女差,急性・慢性に発症するのか,経過などをよく知ることが大事だと感じました。頻度・男女

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕感染症臨床教育の充実をめざして(2)(生坂政臣,宮原雅人,青木眞)】 ( 第2605号 2004年10月18日)
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕感染症臨床教育の充実をめざして(古川恵一,横田恭子,青木眞)】 ( 第2609号 2004年11月15日)

    (2605号よりつづく) 連載ではこれまで,感染症教育の概要,卒前での臨床能力を伸ばす教育について考えてきました。今回はその次の段階,卒後の教育について考えてみようと思います。聖路加国際病院のように感染症臨床の訓練がなされている場所が,日にはあまりないのが現状です。感染症臨床教育のできる人材が足りない,あるいはそうした人材が働きやすいような病院が足りないという現状を,きちんと把握することが必要です。 今回は,数少ない臨床感染症の指導医のお一人でいらっしゃる聖路加国際病院の古川恵一先生と,昨年まで古川先生のもとで学ばれ,現在は国立国際医療センターでHIV診療を学んでおられる横田恭子先生に,卒後研修の現場での感染症教育についてお話をうかがいました。 ■感染症医を志したきっかけ 米国の感染症診療に触れて 青木 まず古川先生から,現在のような感染症教育をはじめられるに至った経緯をお聞かせいただ

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔連載〕感染症臨床教育の充実をめざして(古川恵一,横田恭子,青木眞)】 ( 第2609号 2004年11月15日)
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔新連載〕感染症臨床教育の充実をめざして(青木眞)】 ( 第2601号 2004年9月20日)

    感染症は,臨床医がどの専門科に進もうとも関係する分野である。ところが,これまで日の医学教育の中では,感染症診療について体系的に学ぶ機会が少なく,専門家が育ちにくい環境であったという。そこで紙では,感染症コンサルタントとして活躍されている青木眞氏(サクラ精機顧問)監修のもと,感染症診療の専門家を育てるためにはどのような教育が必要なのか,また現在どのような取り組みがなされているのかについて紹介する連載を企画した。 初回は監修者の青木氏に,感染症の専門家に求められる役割と,その教育のあり方についてうかがった。 ■感染症の専門家に求められるもの 感染症診療の軸 ――これまで日では感染症診療についての教育が体系的になされることが少なかったと言われますが,感染症診療を身につけるうえで大切なポイントとは,どのようなことなのでしょうか? 青木 感染症の教育や診療における具体的な軸というのは,第1に感

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔新連載〕感染症臨床教育の充実をめざして(青木眞)】 ( 第2601号 2004年9月20日)
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔インタビュー〕生坂政臣氏に聞く一般外来診療の「極意」(生坂政臣,大野博司)】 (第2571号 2004年2月9日)

    昨(2003)年末に出版された『見逃し症例から学ぶ日常診療のピットフォール』(生坂政臣著,医学書院刊)が話題になっている。具体的な症例をもとに,「一般外来診療とは何か」を見事に浮かび上がらせた書は,20代の研修医から50代以上のベテラン開業医まで,幅広い層に支持されたようだ。 「一般外来診療の極意」とは何か? 「日常診療のピットフォール」とは何か? 一般病院で研鑽の日々を送る若手内科医,大野博司氏が著者の生坂氏にインタビューした。 ■診療のあり方は「場」によって異なる コモンディジーズとは? 大野 『見逃し症例から学ぶ日常診療のピットフォール』で,真っ先に強調されているのが,「日常病(コモンディジーズ)を知る」ということですが,日々の診療の中で,コモンディジーズを知るためには,どのようなことに気をつけなくてはならないのでしょうか? 生坂 コモンディジーズとは,一般的には「高頻度に見られる

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔インタビュー〕生坂政臣氏に聞く一般外来診療の「極意」(生坂政臣,大野博司)】 (第2571号 2004年2月9日)
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【総合診療イノベーティング再考(生坂政臣)】 ( 第2601号 2004年9月20日)

    生坂政臣氏(千葉大)より,紙2587号掲載「座談会:総合診療イノベーティング(佐賀大・小泉俊三氏,聖マリアンナ医大・箕輪良行氏,札幌医大・山和利氏,国立病院東京医療センター・尾藤誠司氏)」に関して,以下のコメントが寄せられた。 生坂氏は,総合外来診療のサブテキスト『見逃し症例から学ぶ日常診療のピットフォール』(医学書院刊)の著者として話題を提供し,また紙2571号「生坂政臣氏に聞く:一般外来診療の“極意”」のコメンテイターでもある。 総合診療の「核」とは 「座談会:総合診療イノベーティング」を読みましたが,総合診療というものを少しでもわかりやすく伝えたいという意図は伝わってきました。特に総合診療をパッケージングして広めるという発想はすばらしいと思います。しかし,それでも総合診療関係以外の人にはまだわかりにくいのではないかというのが率直な感想です。 諸外国もそうですが,総合診療は臓器専

    医学書院/週刊医学界新聞 【総合診療イノベーティング再考(生坂政臣)】 ( 第2601号 2004年9月20日)
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