「原発の既得権益って、やっぱりあるんですか?」 「なんで政治家はナショナリズムをあおるんですか?」 若者から飛ぶストレートな問いに、政治家たちが思わずうなる。2013年7月3日に都内で催された、10代の若者たちと現職国会議員による討論イベントの一コマだ。 「具体策は?」「個人の考えは?」とツッコミ イベントは高校生・大学生などからなる団体「Teens Opinion」が企画したもので、政治家側からは自民・鈴木馨祐衆院議員、民主・細野豪志幹事長、維新・小熊慎司衆院議員、公明・谷合正明参院議員、共産・田村智子参院議員の5人が参加した。一方の若者側からはTeens Opinion代表の吉田拓巳さんら6人が登壇し、原発、外交、経済といったテーマで意見を戦わせた。 「自分も10代のうちにこんなイベントをやってみたかった」と相好を崩した細野幹事長始め、そろって若者たちに「デレデレ」だった議員軍団だ