10月6日、希望の党代表の小池百合子都知事らと会談後、取材に応じる連合の神津里季生会長=東京都千代田区(飯田英男撮影) 春闘に臨む連合は政治的な立ち位置をめぐっても苦悩を深めている。先の衆院選で支持政党の民進党が分裂し、連合推薦議員が民進、立憲民主、希望の3党に離散する事態に直面したからだ。 連合は、平成11年の大会で支持政党に関し「民主党(現民進党)基軸」の方針を確認して以来、「最も政策を共有できるパートナー」(神津里季生会長)という立場を貫いてきた。 ところが、今年9月の衆院解散直後に民進党が分裂し、衆院選は、それまでに推薦を決めていた民進党出身者らを個別に支援した。 月内にもまとまる連合の衆院選総括は「政党の離合集散から距離を置く」「政党の枠に縛られない新たな枠組みを検討する」との言及にとどまる見通しだ。政党支持に関する方針はひとまず棚上げして、再編を横目でにらみながら各党との距離感
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