多くの観光客が訪れる那覇市の国際通りの近くで、太平洋戦争末期の沖縄戦当時のものと見られる不発弾が見つかり、23日に通りの一部を通行止めにするとともに、およそ2500人に避難を呼びかけて処理作業が行われました。 23日午前、自衛隊による処理作業が行われ、日頃多くの観光客でにぎわう国際通りの一部を含む周辺の道路を通行止めにしたうえで、付近の住民や商店などのおよそ2500人に避難が呼びかけられました。 このため、ホテルがチェックアウトの時間を早めたり、コンビニエンスストアなどが一時的に店を閉めたりしました。 不発弾は盛り土の中に入れられ、陸上自衛隊の隊員が信管を取り除く作業を行いました。そして、作業開始からおよそ30分後の午前11時15分ごろ、那覇市役所に設けられた対策本部に作業が無事に終わったという連絡が入り、避難や交通規制が解除されました。 市役所に避難した男性は「戦後70年以上もなるのに、