「秘密の質問」とは、本人確認のための手法のひとつである。 アカウントの設定時などに求められる設定項目で、「好きな食べ物は?」「母親の旧姓は?」など、本人にしかわからないであろう質問を投げかけて、回答を決めておく。 パスワードの再発行時などの本人確認が必要なときに、その質問にたいする回答を入力してもらうことで、本人であることを確認することができる。 「秘密の質問」の回答にはいつも悩んでしまう… このセキュリティ手法が、ぼくはとても嫌いだ。理由は単純で「覚えていられないから」だ。 質問項目は、サイトやサービスによってまちまちだ。中には「一番好きな映画は?」「好きな食べ物は?」など、年齢や気分によって回答が変わってしまうであろう質問があったりする。 くわえて厄介なことに「ひらがな」「カタカナ」「漢字」の指定がない場合がほとんど。同じ言葉であっても「さいふ/サイフ/財布」などというバリエーションが