人が入ると… 大分市中心部の商店街に設置された公衆トイレ。未使用時は内部が丸見え 人が中に入ると内部が見えなくなる 大分市中心部の商店街に、透明ガラス張りの公衆トイレが登場した。普段は便器など内部が外から丸見えだが、人が中に入るとセンサーが感知してガラスがスモーク状に変わり、見えなくなる仕掛けで、設置した商店街の組合によると、公衆トイレでは全国初という。 設置したのは、大分市中央町の市若草通り商店街協同組合(荘司順子理事長)。人通りが減った商店街ににぎわいを取り戻そうと、話題づくりを狙った。昨年、フランスやベルギーの商業施設などで人気の「透明トイレ」を参考にして、国の地域商店街活性化事業(上限400万円)に応募。斬新でユニークな計画が評価されて採用された。 トイレは高さ約2メートル、幅1メートル、奥行き2メートル。アーケードから約80メートル路地に入った民間駐車場の入り口に設置した。室内