「恥骨をノック」「ハエ死ね」「人生迷走中」といった妙な日本語が記された提灯や看板が店内にこれでもかと並ぶ。2015年5月、タイにあるこんな居酒屋が、ツイッターなどのSNSで拡散し、バイラルメディアやまとめサイトに取り上げられ話題になった。 実は、この居酒屋を経営しているのは日本人。大阪出身の清水友彦氏、41歳だ。日本の居酒屋ビジネスに潔く見切りをつけて飛び込んできたのが、東南アジアの中心にあるタイ、バンコクだった。 現在タイではネットで話題になった串カツなどを楽しめる居酒屋「しゃかりき432゛(しみず)」を中心に、首都バンコク、タイ東部のリゾート地パタヤ、日系企業の日本人駐在員が多い街シーラチャー、そしてミャンマーのヤンゴンにグループ合わせて19店舗の店を持つに至っている。 和食ブームのタイには日本からも飲食業界大手が多数参入しているが、個人で進出してきた店ではここまで店舗数を伸ばしている
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