イ草生産が盛んな熊本県八代市鏡町で恒例の「ふる郷(さと) 愛鏡祭」が22日、市鏡支所などで行われ、「畳投げ大会」などで盛り上がった。 愛鏡祭は、市やJAやつしろなどでつくる実行委員会が毎年開催。名物イベントの畳投げ大会は、一般男性が1畳(約10キロ)、一般女性と小中学生が半畳(約5キロ)の畳をどれだけ遠くに飛ばせるかを競った。 計39人の参加者は気合を入れて、畳を頭上に掲げて投げたり、回転させて投げたりしていた。1位記録は一般男性が12メートル43、一般女性6メートル47、小中学生5メートル60だった。一般男性の1位は、サッカーJ2・ロアッソ熊本の元GKで、スタジアムDJの小林弘記さん(33)(熊本市)。ロアッソのPRで会場に訪れていた小林さんは「ロアッソのことに興味を持ってもらう人が一人でも増えたらうれしい」と喜んでいた。