治療が必要な感染者に医療体制が追いつかないなか、東京都が130床を整備して開設した酸素ステーションの利用者数がこの3日間で、27人にとどまっていることが分かりました。 東京都は酸素投与が必要なほど容体が悪化しても病院には入れない感染者を一時的に受け入れるため、今週月曜から、渋谷区の施設で、130床ある酸素ステーションの運用を始めています。 東京都によりますと、この酸素ステーションに運び込まれた感染者は、3日間で27人にとどまっていることがわかりました。27人のうち3人は症状が安定し帰宅しましたが、6人は症状が悪化し医療機関に入院したということで、きょう午前9時の時点で、18人が入っているということです。 病床数に対して受け入れ数が少ないことについて都の担当者は「今後、実績が増えてくれば救急隊との連携も高まり受け入れ患者も増えてくると考えている。救急要請をした人の症状が重く、酸素ステーション
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