はじめに今に始まったことではありませんが、YouTubeなどネットを中心に自主制作で活動している音楽クリエイターがどんどん増えていて、人気のクリエイターから「JASRACと契約したほうがいいですか?」などのいろんなご相談を受けることも多くなっています。 また、YouTubeチャンネルの人気が出てくると、新興の音楽出版社などから「著作権使用料を得るために、うちに著作権を預けませんか?」というスカウトが来るという話も耳にします。 そこで、今回、YouTube中心に活動している音楽クリエイターがきちんと著作権使用料を得る方法について、整理しようと思います。 YouTubeとJASRACとの包括契約ご存知のとおり、YouTubeは、JASRACと包括契約を締結していて、JASRACに著作権使用料を支払っています。 ですので、YouTubeのユーザーが、JASRACの管理楽曲を演奏したり歌ったりして
![ネット中心に活動している音楽クリエイターがきちんと著作権使用料を得る方法|高木啓成(弁護士・作曲家)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/395106403c972cad2974331a7ff9a99f848a2aab/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F82577178%2Frectangle_large_type_2_5f6dbeeba4ab3898565d1e078f3518e9.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)