私は、12歳の時からずっとダイエットしている。太っていて、顔はまん丸、柔らかくてずっしりした太ももは、座ると広がって椅子の脇からこぼれ落ちた。それに完全に気づいた瞬間から、私の体は自分にとって問題と化した。当時の太った人はほとんどが、自分の体をそうやって問題扱いしたと思う。 時代は1990年代。母親はあの時代にどっぷり浸かって生きていた人で、ダイエットにも精通していた。本棚には、「スリミング・ワールド」から「アトキンス・ダイエット」、「ビバリーヒルズ」、キャベツ・スープに至るまで、ありとあらゆるハウツー本がぎゅうぎゅうに詰まっていた。 女性はやせていなくてはならない。私はそう思っていた。そして当時は、太っているのをなおすのは、簡単なことだと思っていた。ダイエットして、食欲を管理して、食べる量を減らして、腹筋運動を多少すれば、痩せられる。簡単! 当時から今に至るまでのどこかで、これは非常に流
![痩せたくて……ダイエットを18年やり続けた私が学んだこと - BBCニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9fb2c5f4a504c226d160cb389b694184102d64bc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fichef.bbci.co.uk%2Fnews%2F1024%2Fbranded_japanese%2FE120%2Fproduction%2F_103923675_p06m95p4.jpg)