先週発売のサッカーマガジンは「背番号特集」。J各クラブなり、欧州の著名クラブなりでの、各選手の背番号に対する拘泥を中心に、色々な切り口で背番号についての議論が。 その中で興味深かったのが、46ページの「数字の持つ意味とは何か」。欧州とブラジルの(最終ラインを中心にした)背番号の相違を述べたもの。これはこれで、興味深い記事なのだが、私なりの薀蓄の深堀り、と言うか30年来疑問を持っているお話。 元々、サッカー黎明期(~1920年代)のポジションと背番号は下記の通り。 11LW 9CF 7RW 10LI 8RI 6LH 5CH 4RH 3LB 2RB 1930年代より、オフサイドルールの変更により守備ラインを3人にして、組立をインナーに託すやり方が定着(たとえばこちら)。いわゆるWMシステムである。この頃までは、いずれの国でも背番号の配置は同じだった模様。 11LW 9CF 7RW 10LI 8